2016年の人気がある「電子レンジ・オーブンレンジ」ランキングを紹介します。電子レンジはレンジだけの単機能タイプから4つの機能(電子レンジ、スチーム、オーブン、グリル)を併せ持ったものまで色々とありますので解説をしながら紹介していきます。
また、紹介する電子レンジは「ヘルツフリー」のものだけを選別しているので電力が違う西日本でも東日本でも使えます。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第1位
「TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-ND8」
- スチーム:カセット式
- 庫内容量・形状:26L/フラット
- サイズ(cm):幅48 奥行39 高さ34
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
名前のように「石窯ドーム」の加熱空間を参考にして天井を湾曲させ、熱が天井を沿って流れるようになっているから短時間で高温のオーブンが使える。
この機種は最高250℃迄ですが、最上位機種だと最高350℃迄になる。チーズたっぷりのグラタンがおいしく作れます。
また、解凍機能も得意なことの一つだから解凍による失敗が無くなる。スチームを使って解凍する「スチーム全解凍」だと中央と外側の温度差を抑えて解凍するから真ん中が冷たいことが無くなる。
それに解凍の後半は低温スチームで解凍するから端っこだけ煮えることもない。「さしみ解凍」も同様に煮えて白くなることがないから安心して解凍機能を使える。
- TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-ND8
- TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-ND8
TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-ND8
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第2位
「パナソニック エレック オーブンレンジ NE-MS262」
- 庫内容量・形状:26L/フラット
- サイズ(cm):幅50 奥行40 高さ34.7
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
電子レンジにオーブン機能が付くと値段が2倍・3倍と高くなる。安くしようと思うと中国製になるけど、爆発したり火が出たりと危険性とも付き合わないといけない。
そこで日本製に限定して「赤外線センサー+庫内フラット+オーブン」で絞込みして一番安いのがパナソニックの「エレック NE-MS262」だ。
よく使う機能だけボタン化されているのでお年寄りでも使いやすく、幅広だけど奥行が狭いフラット庫内は出し入れがしやすい。また、下位機種の「NE-MS261」はレビュー数が多いため、新機種であるこの製品の参考になる意見が多い。
【NE-MS262】
【下位機種 NE-MS261】
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第3位
「パナソニック 単機能レンジ エレック NE-EH228」
- 庫内容量・形状:22L/ターンテーブル
- サイズ(cm):幅48.8 奥行36.8 高さ27.9
- レンジ(最大出力):850W
「温めのみ」のシンプルな単機能レンジ。単機能だけど22Lと広い庫内が特徴。しかも庫内容量に比べて本体サイズが小さいからもう一回り小さい単機能レンジと同じスペースに置ける。
また、単機能レンジの中では最大出力が高いため温め機能が強く、値段も約1万円と手ごろなため一番人気がある。
操作も簡単で時間指定なしで温められる「自動あたため」か、ワット(W)を選んで温め時間を選ぶだけの2種類だけなので機械音痴でも使いこなせる。お弁当や冷凍食品を温めるだけならコレで十分。取り消しボタンを3回長押しするとブザー音も消せる。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第4位
「SHARP ウォーターオーブンヘルシオ AX-CA100」
- スチーム:タンク式
- 庫内容量・形状:18L/フラット
- サイズ(cm):幅49 奥行34.5 高さ40
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
小型(18L)の脱油、減塩に優れるヘルシオ。レンジ加熱を使わないでスチームで温めができるからレンジに入れると花火がでるアルミホイルや金属が入ったお皿でも加熱できる。さらに卵やレトルトパックを入れても水(スチーム)だから爆発しない。
また、魚・肉・野菜などの加熱時間が違う食材でも一度にすべての食材を温める事ができるから料理の時短に活躍。朝のお弁当とか一度に何個かのアルミホイルに小分けして温めて後は詰めるだけだから簡単。
いろいろな食材を使ったら庫内の油ハネとか臭い残りが気になるけど「除菌・お手入れボタン」を押せばスチームで汚れを浮かせて、後は拭き取るだけだから後片付けも簡単。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第5位
「SHARP オーブンレンジ RE-S5C」
- 庫内容量・形状:15L/ターンテーブル
- サイズ(cm):幅45 奥行36.5 高さ29
- レンジ・オーブン(最大出力):500W/200℃
庫内容量が15Lでお皿が回るタイプのオーブンレンジ。15Lと小型だけどその代わり機能が充実。「トースト機能」は焼く際に裏返す必要がない。
「フライあたため」では調理済みのから揚げをカラっと温めなおす。「コンビニメニュー」でコンビニ弁当やお惣菜を自動で食べごろに温める。「グラタンメニュー」でチーズの焦げ目をしっかり付けられる。
いろいろな機能があるけど、一番よく使う「あたため」と「解凍」は使いやすいようにでっかいボタンになっている。パワーが少し小さい面を除けば価格帯も約1万5千円と格安なのでおすすめです。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第6位
「SHARP 2段調理 高温スチームオーブンレンジ RE-S31F」
- スチーム:角皿式
- 庫内容量・形状:31L/フラット
- 2段調理:可能
- サイズ(cm):幅40 奥行44.5 高さ37
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
二段オーブンになっているのでパンやお菓子作りに最適です。庫内容量が31Lと広く、一度にたくさんのパンやお菓子を作ることができます。また、コンベクション機能が優れているので熱風が効率よく循環して焼きムラができません。
さらに綺麗な焦げ目も付けることができますし、確認のための庫内ライトも付いています。2段調理可能なもので2万円弱とお手ごろなのもうれしいポイントです。あと1万プラスすれば上位モデル「RE-SS10B」も選択肢に入ります。
【RE-S31F】
【上位機種 RE-SS10B】
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第7位
「TWINBIRD ミラーガラスフラット電子レンジ DR-D259B」
- 庫内容量・形状:20L/フラット
- サイズ(cm):幅46 奥行35 高さ27.5
- レンジ(最大出力):600W
誰かに見せたくなる電子レンジ。ミラーガラスを採用しているのでレンジを使っていない時はミラーガスが反射して中が見えないけど、使っている時は中が見える。何とも高級感があります。
ただ、欠点として温めが少し弱いのでプラス30秒は余分にみてください。昔のレンジのようにちょっと長めに温めが必要。デザインに拘らないなら値段も同じ程度のパナソニックの単機能レンジがおすすめ。幅が小さくて軽いので一人暮らしのワンルームでもキッチンに収まる。
- TWINBIRD ミラーガラスフラット電子レンジ DR-D259B
- TWINBIRD ミラーガラスフラット電子レンジ DR-D259B
TWINBIRD ミラーガラスフラット電子レンジ DR-D259B
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第8位
「SHARP オーブンレンジ RE-S26F」
- スチーム:スチームカップ
- 庫内容量・形状:26L/フラット
- サイズ(cm):幅50 奥行43.5 高さ33
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
(スチーム)カップの中に水を入れて一緒にレンジへ入れるだけでスチームが発生する。何とも原始的にスチーム機能が使えるので手入れが簡単だし衛生的。それに普段は庫内容量が大きい単機能レンジとして使っても問題ない。逆に単機能レンジとして使う分には値段が抑えられていて安いぐらい。パン生地発酵やパン焼きも可能。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第9位
「日立 過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-RS8」
- スチーム:タンク式
- 庫内容量・形状:31L/フラット
- サイズ(cm):幅36.5 奥行48.7 高さ43
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/250℃
電子レンジの機能以外にもオーブン・グリルといった調理家電が合体した高級志向の電子レンジだから過熱水蒸気で火が通りにくいハンバーグや鶏肉、ノンフライでから揚げやとんかつが作れる。
上からは光ヒーター、下からはグリル皿でひっくり返さずに両面に焼き目をつけることが可能だし、食材本来が持っている油で揚げるからカロリーオフ。蒸気を使った茶碗蒸しやシュウマイもちょちょいのちょい。
白をベースとした汚れが見やすい庫内色だから汚れが見えたらお手入れ自動コースで電子レンジに掃除させることが可能。
「電子レンジ・オーブンレジン」ランキング第10位
「パナソニック ビストロ スチームオーブンレンジ NE-BS1200」
- スチーム:タンク式
- 庫内容量・形状:30L/フラット
- 2段調理:可能
- サイズ(cm):幅49.4 奥行43.5 高さ48.2
- レンジ・オーブン(最大出力):1000W/300℃
「電子レンジはここまで進化しました」を代表するもの。とりあえず機能もすごいけど値段もすごい(約10万円)。一番のポイントは温め機能。中央は凍っているのに、周辺部は既に温まっている問題を解決すべく、機能を盛りだくさん。
「サイクロンウェーブ加熱」で食品の中央部分から解凍していくから解凍ムラを抑えて芯までほぐせることに成功。さらに「64眼スピードセンサー」の64個の赤外線センサーで食品の分量・温度差・位置を把握して解凍するので2品同時あたためも可能。
ここまでなら値段が約10万円もしない。オーブンとグリルも最高クラス。オーブンは最高300℃の高温コンベクションオーブンだから熱風が効率よく循環して焼きムラができない。また、80~90℃の低温設定もこの機種からできるようになったので料理の幅が増えました。
次にグリルは加熱エリアを絞って高温加熱する「スピードエリア加熱」だから焼き上がりが早く、予熱なしで冷凍したままの食材でもそのまま利用可能。信じられないかもしれないけど問題ない。もちろん上下同時に加熱できるから両面ともこんがり焼けて、焼き目もバッチリ付く。
二段調理可能だから上段と下段で別々の料理を同時にすることもできる。あと、トースト1枚なら裏返さなくても3分台で焼けるのが地味に嬉しい。