電子レンジ・オーブンレンジを選ぶときのポイントを紹介します。
検知センサー
食品の加熱具合を加減するには内蔵されているセンサーによって調節されます。センサーの種類によっては精度が変わるので、中までしっかりと温めを希望する方は赤外線センサー付のものを選びましょう。
赤外線センサー
食品の表面温度を検知して加熱を調整します。
重量センサー
ターンテーブルに置いた総重量で加熱時間を調整します。ただし容器の重量が加わってしまうため、重い容器では誤差が生じやすいのが難点です。
温度センサー
庫内の温度を感知して加熱を調整します。オーブン・グリル機能で使われます。
蒸気センサー
食品から発生する蒸気を検知して加熱を調整します。ラップを使用している時は、加熱しすぎてしまうこともあります。
最大レンジ出力・オーブングリルの最高温度
料理を温める時の最大レンジ出力、オーブン内を温める時の温度。レンジの最大出力は大きければ大きいほど、温まる時間が早くなります。
例えば500Wと1000Wであれば、2倍の時間差がかかることになります。オーブングリルの最高温度は調理の時に熱の入り方が変わってきます。お菓子やパン・肉料理を作る方は製品スペック欄で最高温度を確認する必要があります。
スチーム機能
スチームで蒸気を発生させ、食品をパサつかせない、やわらかくするなどの効果があります。発生の仕組みに違いがあります。
外部の給水タンクに水を入れます。メンテナンスしやすく、主に上位機種で採用されています。
内部に付属する角皿に水を張り、蒸気を発生させます。
製品によっては過熱水蒸気機能を搭載しており、100度以上に加熱した水蒸気で温めることによって、油分や塩分を抑えるといった効果を持ち合わせたものがあります。
庫内形状
庫内形状を確認しましょう。ターンテーブルのように回る台座の上に食品を置いて温めるような物は掃除の面等で不便ですので、何もない「フラット」型が人気になっています。