性能面ではいろいろと長所と短所があるが、簡単に説明すると発音部分の背面が解放されている。解放されていることが長所と短所に繋がっている。
開放型
■長所
- 音が抜けていくのでこもらない
- 音の広がりが感じられる
- 音質が立体的
- 聞き疲れしにくい
- 耳を痛めにくい
■短所
- 遮音性が低い
- 音漏れで周りに迷惑
密閉型
■長所
- 遮音性が高い
- 音だけに集中できる
- 音楽のダイレクト感や迫力が伝わる
- 小さい音でも音圧がわかる
- 奥行が強い
■短所
- 音がこもりやすい
- 圧迫ぎみの装着感
- 蒸れるので夏はきつい
- 開放型よりは耳に悪い
違い
違いは遮音性の高さ。密閉型は名前の通り音楽以外を締め出すことで、周りの雑音が一切入ってこない。主に録音やスタジオなどの用途で使われるものなので、音にのめりこむようにして聴きたい方におすすめです。
逆に開放型は音を密閉しないので聞き疲れしにくい。音が逃げる方向を作ってあげることで長時間の視聴でも苦にならない。家で使うなら開放型、外で使うなら密閉型がメリット・デメリットから見ると適している。